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カンフーにあこがれるおデブなラーメン屋の息子・ポー。
彼がひょんなことから伝説の戦士・龍の戦士に選ばれてから一転すると言う子供向けの3Dアニメです。 そんな子供向けの映画を見ていて唐突に気づいたんです。 ポーの師匠であるシーフー老子は、かつての弟子である強敵・タイ・ランに、大事なシーフー老子の師匠でもあるウーグウェイ導師の形見の杖を砕かれます。 思ったんです。 遺品と言うのはその人にはとてつもなく大事なものだけど、その人以外の人には単なるガラクタにすぎない。 当たり前ですよね。 そうです、そんな簡単な事すら分からなくなっていました。 形あるものはいつかは無くなる。 大事な事はそんな事じゃない。 ポーが手にした龍の戦士の巻物。 その中には何も書かれてはいませんでした。 「真実は己の中にある」 かっこいい言葉ですが、漠然と理解していても言葉で伝えてもそれは「形」であって、真実ではない。 なんだかありきたりな言葉で形づけられた、古くからある「かっこいい言葉」ばかりです。 真実は自分にしかわからない。 悩んでこそ見えてくる真実は10人いれば10通りあるわけです。 で、思ったんです。 娘が居なくなった事を嘆いていても娘の為にはならない。 生き残ってしまった人間が彼女にしてやれる事は、彼女の生きた証を見つけ、それを次につなぐ事が大事なんじゃないかって。 彼女が何を伝えたかったのか、彼女が何を教えてくれたのか。 それは人によって違うのだけれども、大事な何かをみんな少しずつでも気づいています。 それを確かなものにして次に繋ぐ事で、彼女が生きた証、生きていた意味、そして何のために生まれてきたのかと言う答えになるんだと、そんな風に思ったら泣けてきました。 カンフーパンダ PR |
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