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【2017/12/15 04:06 】 |
縁の下
「縁の下の力持ち」と言う言葉があります。大阪では「縁の下の舞」とも比喩されます。
その語源となったものを22日に見て参りました。

22日はあいにくの雨、「こんな事はかつて無かった事です」と司会の方が申しておりました。司会?違うな、教授というか歴史研究者?そんな方でした。
その前代未聞の状況下で私は初めて「縁の下の舞」なるものを見てきました。


場所は大阪四天王寺太子堂。
経供養の為の行事です。
本来は横の庭で執り行われる行事でして、太子堂の縁の下で舞われるのでこう呼ばれているのだそうです。
そして、言葉の語源となった意味は、高貴な方はお堂の中にいらっしゃり仏行事を執り行っており、その華を添える為に庭先で舞楽が舞われた。
当然、高貴な方々の目に触れる事もない位置での舞楽ですので、こう例えられたのだそうです。
この舞は元々非公開の舞楽でして、その所為で世間にあまり知られることなく時を刻んで参りました。しかしながら近年、舞楽の保存も兼ねて公開されるようになり、一般市民の皆様にも無料でご覧頂けるようになったとおっしゃっていました。

今年の舞は「縁の下」ではなく「堂内の舞」になっておりました(笑)
静寂な堂内に朗々と響き渡る僧侶たちの声明。これがまた耳障りが良くて眠ってしまいそうです、もとい、荘厳なイメージを湧かせます。
良い声をなさってましてね~、皆さん。
どのくらいいらっしゃいましたかね~、ザッと10人はいらっしゃって居ました。その数で一斉に声明を唱えるのですから凄いですよ。
まぁ、後半「錫杖」をジャランジャランと鳴らされましたので眠気も覚めますが(苦笑)元々、そういう意味もあるそうです(笑)

声明の合間合間に舞われるのが舞楽でして、全部で4演目。

最初は場を清めるという意味合いで金銀の鉾を振り回して舞われる「振鉾(えんぶ)」二人舞。
いやはや、堂内でのこれは少々きつそうでした(笑)
ヘタに振り回すと天上からつり下げられてある、あれはなんというものなのでしょう、金飾りの笠?あれに引っかけてしまうわけですから(苦笑)
しかも舞台が室内なので坊様達と面位置の高さですから、足を振り上げるのも気を遣いながらの作業でした。坊様達も「おっと」という風に身体が傾ぐ(苦笑)

次の演目二種は「春庭花(しゅんていか)」「承和楽(しょうわらく)」
どちらも4人舞です
この二つは王朝時代の武官の衣装で舞われる舞でして、どちらも菩提成仏を祈るものです。

衣装を見つつつ、つらつら思っていたのですが、雅楽の衣装というのは派手なようですが実は実にセンスが良い。
無地の生地に小紋が点在した色違いの衣装を重ね合わせているだけですのに、品良く華やかに見えます。
そして束帯姿の武官の冠。
京都・葵祭でも思ったのですが、その時代、頭に生花を挿すのは女性ではなく男性の方でした。
季節折々の生花を頭に刺して着飾っていたわけです。
「万葉集」の中にもあったように思いますが、歌が出てきません(苦笑)
ゆりの花を頭に刺しながら、仲間同士でお酒を酌み交わしていたと言う内容でしたっけね~。
この日の花は小菊でした。

そして行事は滞りなく終わり、最後はまぁ、お開きですから気楽にと言う意味合いも兼ねて、もう一演目が舞われます。
これは毎年違う演目になるようですね。
nasori3.jpg今回は「納蘇利(なそり)」
納曽利とも書くそうですが、頂いたパンフレットにはこう書かれてありましたので、蘇と書きます。
雌雄の龍が昇天する様を舞っていると言われており、二人で舞われます。






ran.jpgこの演目は人気なのか、一番人気の「陵王」の番舞(つがいまい)としてもよく知られているのだそうです。
場所によっては1人で舞われる場合もあるそうですが、二人で舞われるのが正しいのだそうです。






nasori2.jpgまぁ、堂内で舞われる舞楽というのもなかなかおつなものでしたが、ただ、雅楽の楽器の音色というものは、今回の場合かなりの人数の楽士たちがおりましたもので(20人はいたような・・・)、堂内ではちょ~~~っとうるさいかも(苦笑)
なにせ、お経なら浪々と響くに持ってこいな訳ですが、雅楽の音楽では響きすぎて乱反射のように音が飛び交います(苦笑)
今度は外で見学したいです(笑)

ちなみに、堂内なので写真撮影は常識的にもダメですし、そうおっしゃっていましたが・・・、気にしないで写しまくりな爺様ばあさまおばさまおじさま方・・・(汗)
ほんと、行儀が悪いのは若者ではなくこの人達の方が多い事に良く遭遇し、悲しい気持ちになりました。

ran2.jpg四天王寺では1年に3回舞楽を見る事が出来ます。
この図で日にちが解りますので、参考にどうぞ。
よく分かるようにちょっとファイルが重いのでよろしくです~。
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【2008/10/23 19:14 】 | 大阪コラム | 有り難いご意見(3) | トラックバック(0)
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有り難いご意見
う~ん??
 もちろん?この、「縁の下の舞」も素晴らしいのですが・・・、万葉集の歌が気になって、色々検索してみたのですが、けっこうこれが数あるようでして、ちょっと原本?をあたってみようかな~と、思っております(苦笑)。

 しかし衣装が素晴らしいですね。あたかも極楽?の衣装のように・・・。神仏関係なく?、これは興味深く、美しいですねえ。でも、お天気が悪かったので、堂内だったと解釈してよろしいでしょうか?(^^;;。雅楽も・・・、好きですけど、それこそ今の学校ではどうして教えないのかなあ、などと思ったりもいたします・・・。

 あ、そういえば?伏見稲荷、講員大祭「不参加」(笑)の品として、きつねさんの絵入りきんちゃくと、クリアホルダー、稲荷暦が送られてまいりました。大変よろしゅうございました(^^;;。1300年を前に、今年は大盤振る舞いのようで・・・。
 
【2008/10/23 21:16】| URL | MU!! #529676db51 [ 編集 ]
Re:う~ん??
> しかし衣装が素晴らしいですね。あたかも極楽?の衣装のように・・・。神仏関係なく?、

元々舞楽に神仏は関係ありません。そもそも、寺院に神仏の隔たりを申し立てる所が無いようにも思えます。分離したのは明治政府ですし・・・。

>でも、お天気が悪かったので、堂内だったと解釈してよろしいでしょうか?

はい。上記に「22日はあいにくの雨、」と明記しております。

>(^^;;。雅楽も・・・、好きですけど、それこそ今の学校ではどうして教えないのかなあ、などと思ったりもいたします・・・。

日本古来の楽器を学校で教えようと言う運動はありますし、それを実行している学校も増えてきているようですよ?

> 、稲荷暦が送られてまいりました。

稲荷歴。普通の歴とは異なるのでしょうか?
【2008/10/28 10:55】


ほんとに、
今、急いで?探してみたのですが、
 http://www.st.rim.or.jp/~komatsu/chikusikadan.html

 の、造観世音寺別当??の、

 「青柳 梅との花を 折り挿頭(かざ)し 飲みての後は 散りぬともよし(梅花の宴での歌。前の葛井大夫の歌に和しているのか。)」

あたりでしょうか??もっとほかにあると思いますが・・・。
【2008/10/23 21:34】| URL | MU!! #529676db51 [ 編集 ]
Re:ほんとに、
すみません、わざわざ探して頂いて。
私の書き方が変だったんですよ(汗)
頭に花などをかざして宴会を催す風習もあると言う説明だけを覚えていましてね、こんな風に書いてしまいました(汗)
「油火の 光に見ゆる 我が縵 さ百合の花の 笑まはしきかも」
と言う詩の事です。
【2008/10/28 11:01】


朗々って…なんだ
朗々って…なんだろう…?
【2008/10/26 13:50】| URL | BlogPetのナナ #8d381983f3 [ 編集 ]


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