× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
天王寺美術館で開催されている「道教の美術」を見に行ってました。 道教の思想や理念は神道に繋がってますよね。 道教と仏教が同時期に日本に伝わった感があるので、その二つが混ざりあい、日本の仏教と神道に繋がったとしたら、日本において神仏分離は不可能だったのではないかとさえ思います。 しかし道教は正式には伝来しておりません。 しかしながら日本における様々な年中行事は陰陽道から起源を発しているものも多く、この陰陽道こそ道教に繋がっているものだといえます。 死生観もこの道教に大きく影響を受けているようにも思えますね。 それまでは死者は即天界に行くと言う浄土真宗の教えそのものの考え方をしていたようです。 道教の基本信仰は「福・禄・寿」と言う現世利益を得ると言う宗教。 その代表的なお話が秦の始皇帝ですよね。 道士の来日を拒んだのは、やはり仏教で日本の体制を整えようとしていた時の権力者にとっては、都合が悪かったのでしょうかね~。 ところで、道教に創始者が居ないと書くと「じゃ、老子は?」って話になりますが、ここで説明されていたのは、後漢末頃、道教は組織的教団と設立したのですが、その時の格付けで担ぎ出されただけだと言う事でした。
そして絵物語として有名な「浦島太郎」 このように、ちょっと探せば道教にぶつかると言う日本。 一番身近なものと言えば、やはり暦でしょうね。 今の日本の仏教は、インドから伝わった正式な仏教ではないけれど、それはそれ(苦笑)
PR |
![]() |
|
![]() |
トラックバックURL
|
![]() |
忍者ブログ [PR] |