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【2024/04/24 05:29 】 |
真田だらけでございます。

大阪も昨日、とうとう30度越えとなりまして、季節外れの夏もどきバテを起こしております(汗)
我が家の箱入りネコ達も熱中症になりかけて、思わず軽くクーラーをかけてしまいました(昼の2時間ほど)

さて、5月は「大阪・夏の陣」で上町台地は真田イベントだらけでございます。

5月6日

ゆっくりと休む予定だったのですが、仕事で行けない娘の願いで代わりに講談を聞きに行ってまいりました。

題して

koudan.jpg「第1回真田幸村をたたえる講談会」!

なんだそりゃと
思われますでしょうけど、えっと、上方講談はいろいろと複雑な事になっておりますが、それはまた後の話として・・・。

まぁ、聞いて楽しいのなら観客はそれでいいのでありまして、破門になっていようが独立独歩をしていようが、訴訟をおこそうが、どうでもいいのであります(苦笑)

ま、今回は四代目旭堂南陵派(大阪講談会)の講談であります。

全部、幸村(笑)
「たたえる」と言うからには「幸村」でなくてはなりませんが、一席だけなぜか秀吉と伊達政宗のお話でした。

えっとザッと説明いたしますと、起源は秀吉のお伽衆なのだそうです。ああ、これは「一説によると」と言う但し書きが入るのでしたっけ・・・(あいまい)
とにかく江戸の大道芸として軍記物を中心に調子をつけて話し出す(話芸ですね)辻講釈が原型であるのは確か。
それが講談として成り立ったのが江戸中期。明治・大正になりますと、関西では講談本として立川文庫が刊行され一大ブームになったのでした。
中でも「難波戦記」は人気があり、長い話をキャラクターで分けて刊行され、そしてやはり人気があったのが「猿飛佐助」
映画「GOEMON」でも出てきますね~、確かガレッジセールのゴリさんが演じていたような・・・。
余談ですが、こんなものが・・・。→クリック
え?こっちとコラボなの?歴女狙い??<GOEMON
まぁ、ここの霧隠才蔵も猿飛佐助も真田十勇士だけれど、全く真田とは関係がなさそうです(笑)

猿飛佐助はもちろん架空の人物。だったと思うのですが、なんでも彼の生まれ故郷とされているところには銅像があるとかないとか・・・。
それほど、人気があったということでしょうかね。

ちらっと書きましたが、真田十勇士はもちろん講談が生み出した架空のキャラクターです。
真田幸村の家来にして、関ヶ原あたりから闇から闇へと活躍します。
最初は三勇士だったそうで、それが五勇士となって、大正のころには十勇士となったのだそうです。
さらに余談ですが、実は「幸村」と言う名前も講談から呼ばれた名前でして本名は真田信繁と申します。しかし「幸村」の方が知名度が高いため、たいていのところでは信繁を「幸村」と表記されています。博物館でも「幸村」と明記されています。

そんな講談を聞きに生國魂神社(いくたまじんじゃ)まで行ってまいりました。
神社・・・、そうなんです、神社なんです。
まだ、19日までは喪中の身(汗)
どうしたものかと、傘をさしつつ神社の前で立ち尽くし、「ええい、喪中の身ですがお許しください」と敷地を踏む前に拝んで、鳥居の脇から入ったのでございます(悪)

定員100名と言う事で、当日券はあるかいなとウロウロと入っていけば、十分にあったようで、ホッとして中へ入っていきますと、時間がたつごとに人が増え(汗)まばらだった会場が定員オーバーになるほどの盛況ぶり。
なんでも新聞に載ったそうです<この講談情報
何処に載っていたんだろう。みたのは「うえまち」と言うタウン新聞だけだったんだけど、それの事かしら。

スタッフの方々も50人も入ればまずまずだろうと思っていたらしく、そのあとは来られた方と一杯飲んで「真田話」で盛りあがろうと思っていたようですが、期待以上の入場でそれは叶わぬことになったようです(苦笑)

うれしいような悲しいような(苦笑)

さぞや、歴史ヲタクで、歴女でいっぱいだろうと思っていたら、なんと98%シニア世代。私などまだ若い方で・・・(汗)

やはりこれはかなりレアな会だったようで、この情報を私が知ったのも、3日にお会いした南陵師匠直々のお知らせからで・・・。
ほんとギリ情報だったんですよ。

1時間半くらいでしたかね、上演時間。
面白かったですよ。
講談もいいですね。「修羅場読み」というものはリズムもあってなかなか聞かせます。

そう言えばですね、ここで出演されていた南半球師匠。
以前、TVの情報番組か、ニュースで特集にかは忘れましたが、そこに取り上げられていた方で、アニメを講談で聞かせると言う変わったことをなさっています。

しかもガンダム専用(笑)
koudan2.jpg「宇宙世紀を修羅場読み、見てきたようなジークジオン」
いやはや、なかなか濃い講談です。
ガンダムを知らなかったらきっとさっぱりわからないだろう講談(笑)

師匠のHPがございます。こちら→クリック

もっと濃いブログはこちら→クリック

師匠はジオン軍派なんでしょうね(笑)
東京が連邦軍で大阪がジオン軍なのかな?

興味のある方はどうぞ。




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【2009/05/12 16:15 】 | 大阪コラム | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
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有り難いご意見
そうですねえ、
私は浪曲の方ではよく聴くのですが、講談もありましたねえ。神社でしたか・・・。でもまあ、日本古来の神様は懐が深いですから(^^;;。神社でよく、仏式のお祈りをされてる方を見ても、ま、いっかと私も思いますし(苦笑)。私はお書きになられたあたりは、ほとんど詳しくはないのですが・・・、もう真夏日ですか・・・。こちらは桜も散りはじめたと言うのに、まだ暖房が必要ですよ(笑)。でもいいですねえ。一度は訪れたいものです・・・。あ、ちなみに?ガンダムもちょっと、私、詳しくないです(^^;;
【2009/05/13 02:27】| URL | MU!! #5296748702 [ 編集 ]
Re:そうですねえ、
浪曲と混同視されることはシバシバあるのだそうですよ(苦笑)
講談は地味ではありますが、ちょこっとずつ注目を浴びているようで、鶴橋にある「雀のおやど」と言う小さな寄席小屋では「続きもの」と言って、昔は1年かけて語るようなものを、1週間ぐらいにして口演されているようです。
【2009/05/16 19:34】


garudaが訴
garudaが訴訟するの?
【2009/05/18 16:43】| URL | BlogPetのナナ #8d381983f3 [ 編集 ]
Re:garudaが訴
ナナにたいして?
【2009/05/18 19:50】


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