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【2024/03/29 23:29 】 |
赤膚焼
以前、「郡山」のブログでチラリと書いた赤膚焼。

クリック

今回、縁あって薬師寺から赤膚焼奈良絵の絵皿を頂きました。

akahada.jpgそれがこれ。

ちゃんと薬師寺の図柄です(笑)
この癒し系図柄に心奪われています。
以前にも書きましたが、昔は興味なかった図柄です。
しかし、色んな事があって、このほのぼのとした雰囲気が大好きになっています。

赤膚焼の歴史は秀吉の弟、秀長が郡山城主になった頃、尾張常滑の陶工・与九郎を招いて開窯させたのが起源だと言われています。
しかしながら諸説ありまして、江戸期の茶人であり、庭プロデューサーでもある小堀遠州や、清水焼の陶工・野々村仁清が指導を行ったと言う話もあります。

赤膚山の土を使い焼いた陶器ですので「赤膚焼」と言うのだそうですが、この赤膚山、「新続古今和歌集」にも登場する山だそうで、赤膚の名前はずいぶん昔から知られていたようです。

そしてこの肝心な「奈良絵」と呼ばれている絵付け。

これも諸説あるのだそうですが、郡山城・家老、里恭(さととも)により、お釈迦様の生涯を描いた過去現在因果経と絵因果経を手本にしたもので、現流は東大寺大仏殿の銅座の蓮弁図にあるとされています。
現在では宗教的な図柄だけでなく、上下二本の線の中に人形や家、奈良の風景や鹿、昔の物語などの紋様が描かれています。

奈良は三十歳を越してからでないとその良さに気付かないと言われているようですが(苦笑)本当に、色んな経験をして、最後に救いと癒しを求めるものにあふれている国のように思えます。

そんな奈良も今年は1300年祭で盛り上がっていますが、やはり観光客の年齢はかなり高いです(苦笑)
4c9d0cb8.jpeg


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【2010/06/16 11:01 】 | 歴史 | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
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有り難いご意見
なるほど・・・、
 赤膚焼は赤みを帯びているから・・・、と言うのは聞いた事がありますが、これも一概には言えないのでしょうか?(^^;;。まあ、今は「新続古今和歌集」も調べればすぐに出て来るのでしょうけれども、「新古今和歌集」大好きの私でして、ってそれはさておいて(苦笑)、いやあこれは素敵ですねえ。素敵と申すのもおかしいのですが・・・。私もたとえば、ですが、実際に手に取る事はなくとも、博物館などで、絵巻や陶磁器などなど、見ていると1日どころか、何日でも飽きないので、とってもいいですねえ。

 しかも?奈良絵。関西ファンにはたまりません・・・・(^^;;。なるほど、年齢層は高いですかぁ。私はてっきり?若い方も、修学旅行はともかく、かなり行かれていると思っていたのですが・・・、まあ、強制は出来ませんけれども、若い??方にこそ、今だけではなく、奈良に行ってもらいたいですねえ。

 中学・高校と東京在住だったので、修学旅行で高校にもなると、また京都・奈良~?違う所の方がいい~」と言っていた友人がいましたが、「なんと言う事を言うのだ??!!」と、関西ファンの私はたしなめた?事を思いだしました(苦笑)。
【2010/06/16 13:11】| URL | MU!! #529676d080 [ 編集 ]
Re:なるほど・・・、
> 赤膚焼は赤みを帯びているから・・・、と言うのは聞いた事がありますが、これも一概には言えないのでしょうか?(^^;;。

いや、その通りだそうです。
赤膚山とは今でいうところの五条山の事だそうです。
山の名前は変わりましたが、地名は「赤膚町」と残っています。

>まあ、今は「新続古今和歌集」も調べればすぐに出て来るのでしょうけれども、

「もみぢする赤膚山を秋ゆけば したてるばかり錦おりつつ」
「衣だに二つありせばあかはだの 山にひとつはかさましものを」

と、あるのだそうです。


> しかも?奈良絵。関西ファンにはたまりません・・・・

「奈良絵本・絵巻」と言う絵巻物の総称があるのですが、一言でいえばそれなんだと思います。
「ガリバー旅行記」の元ネタだろうと言われているお話もあります。

http://jpg1.apl.pref.akita.jp/kicho/onzoushi/index.html



>私はてっきり?若い方も、修学旅行はともかく、かなり行かれていると思っていたのですが・・・、

修学旅行生は多いですよ。
特に薬師寺はお坊さんの学生向け説法が面白いと言うので、コースに必ず組み込まれているようですよ。

ここで言うのは普通の観光客の事です。

【2010/06/16 16:33】


ナナは、苦笑され
ナナは、苦笑された!
でも、ナナは、ミニョーラで登場するつもりだった。
でも、ナナがTよしは話したいです。
【2010/06/22 15:34】| URL | BlogPetのナナ #8d381983f3 [ 編集 ]


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