ガルダの日常
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【2025/02/03 05:01 】
|
樹
一つ松
幾代か経ぬる
吹く風の
声の清きは
年深みかも
NHKの番組で詠まれたこの歌は、「万葉集」の中の一つで市原王(
いちはらのおおきみ
)が詠んだ歌なのだそうだ。
「一本松はどれだけの時を経てきたのだろうか
こずえを吹く風が清らかで澄みきっているのは
深く歳月を重ねてきたからだろうか」
と言う意味らしい。
744年に詠まれた歌なのだけど、なんだかデジャブを感じている。
私は近隣にちょこちょこ出かけるのだが、長い年月を経て今もそこに十分な存在感と共に息づく巨木に出会うと、いつもこの詩とまったく同じ感覚を持つ。
又兵衛桜と言うのがある。
後藤又兵衛と言う戦国武将の屋敷跡だったと伝わる場所に生えている桜である。
戦国なのでざっと400年は経っているのだろう。
後藤又兵衛と言う人物は、大阪夏の陣で戦死している。
しかし、生存説が残っており、彼は大阪の陣以降、ここ、奈良県宇陀郡で老後を送ったとされ、その彼の屋敷にこの桜が植わっていたと言い伝えられている。
有名になる前は田んぼの中に悠然とこの桜が立っていたそうだ。
400年の長きに渡り、ここの農民を見下ろしていた桜だったのだろう。
きっと目印にされていたのだろうと推測がつく。
今では公園になり多くの観光客がここへ押し寄せ、桜の傍まで寄ることは出来ない。
しかしその見事なしだれ枝を石垣の上から垂らし、花冷えを感じさせる風が吹き抜け枝を揺らす様を見上げることはできる。
地元のカメラマンが撮った四季折々のこの桜の写真が展示されていた。
花の咲く季節は人であふれるが、そうではない時期のこの桜は神々しいまでの存在感を見せ付けていた。
同じ宇陀郡にあるこの仏隆寺の桜は更に古く、「千年桜」といわれている。
見に行くというより「出会いに来た」、そんな風に感じた桜だった。
見事な巨木に白に近い花を咲かせる。
花びらが参道の階段を埋めつくしてもなお、木々にはあふれんばかりの花をつけていた。
根元に大きな椿の木が寄生している。
その椿も含め、巨大な幹は雨でぬれたのか黒味を帯びた色をしていた。そのせいかもしれないが、花の白さが更に際立ち、傍まで行くとその大きさに思わず手を合わせてしまった。
千年もこの桜はここで立っている。
想像を遥かに超える。千年とはいかなるほどの長さなのだろう。
今から1000年前と言えば平安時代。
「源氏物語」が書かれた時代に近いのかもしれない。
そう考えると驚くほどの年月が経っている事が知れる。
最初に書いた歌は今から1264年前のものである。
当時にも樹齢の深い木々がもちろんあったのだろう。
しかしその感覚は、今も変わってはいない。
圧倒的な自然の力の前では、人は小さなものでとうてい太刀打ちなど出来ないものなのだと感じる。
清らかな声と表現するのは、この神々しさから感じる音なのだろうと推測される。
そしてその頃の日本は平城京から平安京へと移る激動の時代であった。
そんな中で、自然の偉大さを感じていた作者は、流れていく時代をどう捉えていたのだろうか。
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【2008/01/25 22:29 】
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ナナは、先祖看病
ナナは、先祖看病しないです。
【2008/01/26 09:58】|
URL
| BlogPetのナナ #8d381983f3 [
編集
]
Re:ナナは、先祖看病
最低だな、ナナ・・・・。
【2008/01/27 13:33】
万葉集。
いいですよね。万葉集、古今集、新古今集。ありふれて?ますけど、この3つが私は好きでおりにふれて岩波文庫版ですが、読んでます。
>圧倒的な自然の力の前では、人は小さなものでとうてい太刀打ちなど出来ないものなのだと感じる。
ふふふ?朝から、昨日も、あと午後も多分、明日も?雪かきで足腰手、痛いです。こんな自然はちょっと(苦笑)。大雪警報発令中の札幌です(^^;;
【2008/01/26 11:38】|
URL
| MU!! #2aa388805b [
編集
]
Re:万葉集。
実は私、万葉集初心者です(笑)
今まであまり興味が無かったのですが、年とともにその情感や景色をやっと理解できるようになり、「万葉集」を読んでみたいと思うようになり、たまたまNHKで始まった番組を録画しながら勉強を始めました。
1000年以上の昔の人の心と言うか生活と言うか、なんとも今の日本と変わらない感覚や感情がよく伝わり、日本と言う国はその内なる心をずっと持ち続けている国民なのだとよく分かりました。
大雪は確かに生活するうえで厄介な自然現象ですよね。
しかし万葉人にとっては雪が降ることが楽しいらしく、「どうだ、雪が降って景色が綺麗だぞ、お前のところはまだ降らないだろう」と側室に自慢する天武天皇の姿も見え、雪を心待ちしている様がうかがえます(笑)
【2008/01/27 13:39】
そういえば?
思い出しましたが、
「我が里に大雪降れり大原の古りにし里に降らまくは後」の歌ですよね?天武天皇はどこか、すねた歌が多いですよね(苦笑)。
「淑き人の良しとよく見て好しと言ひし吉野よく見よ良き人よく見(つ)」なんかも念押しの歌ですよね(^^;;
【2008/01/27 18:10】|
URL
| MU!! #2aa3888076 [
編集
]
Re:そういえば?
>「我が里に大雪降れり大原の古りにし里に降らまくは後」の歌ですよね?
そうです、これです。
しかし、返歌がまた面白くて(笑)藤原夫人が
「我が岡のおかみに言ひて降らしめし雪のくだけしそこに散りけむ」
とか言うでしょ?
自慢しているけどその雪はこっちの竜神に命じて降らした雪ですよ?その砕けたほんの欠片が貴方の住むところへ砕け散っただけでしょう
なんて返しているわけです(笑)
からかってやろうと思ったんでしょうね、天皇は(笑)
返ってきた歌もまたウィットの飛んだものだったわけです。
実際、天皇と夫人の住んでいる場所などたいした距離は無かったわけです(笑)
コッチで降ったけどそっちじゃ降ってないだろうなんて距離ではなかったそうです。
すねたと言うより、遊び心の多かった人なのかもしれません(笑)
>「淑き人の良しとよく見て好しと言ひし吉野よく見よ良き人よく見(つ)」
これは初心者の私ではまだ分かっていないのですが、「淑き人」と「良き人」が誰をさしているのかで変わってきそうですね。
古代史を勉強しなきゃ時代背景が分からなきゃ理解できませんものね~。
こんど勉強しておきます。
【2008/01/28 11:40】
無題
ガルーダさんへ
お早う御座います今起きた所です。
【2008/01/28 07:19】|
URL
|
頑固おやじ
#990cd912f4 [
編集
]
Re:無題
おはようございます。
【2008/01/28 11:42】
誰でも?
知っているお馴染みの歌ですが、古今集の、
「奥山にもみぢ踏みわけ鳴く鹿の声聞く時ぞ秋はかなしき」、この歌が、私は本当に好きです。ただいかんせん?勅撰和歌集なので、天皇自身が詠んだものが少ないと言う面はありますけどね。
【2008/01/28 13:19】|
URL
| MU!! #2aa3888040 [
編集
]
Re:誰でも?
少なくとも、無知な私は知りません(汗)
なにせ、まったく興味が無かったもので(汗)
日々精進いたします。
【2008/01/28 22:44】
貴重なご意見の投稿
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