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【2024/03/29 06:51 】 |
「アイ・アム・レジェンド」とピーコさん
気持ちが浮き沈みし通しです。
まぁ、致し方ないと第3者的に考えています。

昨日、wowowでうっかり「アイ・アム・レジェンド」を見てしまい、ドーッと落ち込んでしまった後、正月に見たピーコさんのむかつくコメントを思い出してしまいました。

この映画はたった1人になってしまったという設定ですが、孤独感が全面的に出ていて、それは大事な人に去られてしまって残された者の寂しさと同じ種類のもので、頭では解っているのだけれど、その寂しさは言葉では説明出来る事が出来ないもので・・・。「人は1人では生きられない」と言う言葉が切実に心に染みるものです。

ニュースで老夫婦二人暮らしの方の旦那様の方を亡くされ、ことある毎に旦那様を思い出されては「あの時こうすれば良かった、この時ああしてあげれば良かった」と悔やみ、1人になってしまった寂しさに殆ど家の中から出られず、旦那様の死を受け入れる事が出来ない日々を送られていた女性が居ました。

そんな彼女が同じ境遇の人たちで構成された小さな会に入り、同じ悲しみを共有しながらも前向きに生きなければいけないと、そういった人たちが集まり食事を作って一緒に食べたり、みんなで旅行に行ってみたりとされていました。

「それでも家に帰れば残された遺品を抱いて泣いてしまいます」とおっしゃっていたのです。

大事な人を亡くされて、簡単に忘れる事など出来ないものです。
色んな想い出が思い出され、その度に悲しみに暮れてしまう心情は理屈ではなく、仕方がない事なのだと同感します。

「みなさん、3年は駄目よとおっしゃっていました。本当にこの悲しみを乗り越えるのには、少なくとも3年。3年経てば少しは自分を取り戻せるのでしょうか」とコメントされていました。

そんな番組でコメンティターのピーコさんが、
「いつまでも悲しんでいたら旦那様が成仏出来ないのよ?」とか言うんですよ。

思わずテレビなのに怒鳴ってしまいました。

「そんな事は言われなくても判っているんだ! 成仏を願わない遺族がいていると思っているのか? でも、己の心を制御出来ないほどの悲しみは死んだ人に生き返って欲しいと思ってしまうのだ! 一刻も早く成仏して欲しいと心から願っているのに、寂しくてそんな風に思ってしまうのだ! よく、こんな事を言える!? あなたは何も解っていない! 正論しか言葉に出来ない人ほど不誠実に映ると知らないのか?」と・・・。

遺族が一番解っている。
この矛盾が己を更に苦しめる事も・・・。

くそ、むかつく!!

と、また腹ただしく感じています。
なんでも解っているかのように話す人は、本当は何も解っていないのかも知れないと、今までの自分の反省も含めて考えてしまいました。

去年、色んな人が亡くなりました。
知り合いにも多くの不幸が訪れました。

本当に有難かったのは、自分が自分で少し消化してから「家に行っていい?」と聞いてくれた友人達でした。
人前で泣く事が出来ない私は、いつもの自分に出来るだけ近くなった時、会って話せた事が凄く有難かったんです。

父が死んだ時も、今から思えば「消化出来た」のは10年も経ってからだったんです。
父ですらそうですので、きっと一生出来ないかも知れませんが、それでもこうしてはき出す場所もあるわけで、日に日に少しではありますが楽になっていく自分を理解出来ています。

この場をかりて、ありがとう御座いますとお礼申し上げます。
そして、寂しさを味わっている方々、ゆっくりでいいです。自分の歩みで消化していって下さい。
皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
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【2009/01/13 11:52 】 | 偲ぶ | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
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有り難いご意見
その通りですね。
 どんな事、たとえば病気でも、好きでなった訳でもない、不摂生な生活をしていてそれじゃあなってもしょうがない場合でも、誰しも好んで病気になどなる訳はないのに、あたかも風邪ひとつひいた事がないかのように、ほとんどの人が、自分の身に同じ事が起こらない限り「そんなの気のせいだ」とか、平気で言いますね。あるいは、何か大きな災害などがあった時も同様です。「まだ立ち直ってないのか」とか、平気で言う人が、おそらく90%以上でしょう。

 いいんですよ、無理に消化しなくて。言いたいやつはなんとでも言うがいいと、放置しておけば(ま、そうもいかないんですけど)いいんです。しょせん、上にも書いた通り、わからない人には永遠にわからないのです。もちろん、だからそれが悪いと一概に言う積もりはないですし、ついうっかり「がんばって」と言ってしまう人がいるのも、悪気はないでしょうから、否定はしませんが・・・。あるがままでいいんですよ。私も立ち直れない事だらけですし、現実にいつ死んでもおかしくない持病持ちですし、その他もろもろ、ほんと、おっしゃるとおりです。大丈夫とまではいいませんが、数は少なくとも、私も含めてガルダさんの味方の皆さんは、少なくとも誤った、正論なんて口がさけても決して言いませんから・・・。そう・・・、あるがままでいてください。今はひたすら、世の中自体が、常に前向きで自分自身を革新して生きろと言う、やさしさがない世の中になってますから・・・。
【2009/01/13 13:43】| URL | MU!! #529676db4e [ 編集 ]
Re:その通りですね。
ありがとうございます。
現代社会、いや、近代社会とは
「待つ」「待たれる」「待たされる」
辛抱が足りないと言うより、そんな風に「早く結果を」の世の中の事を言うのでしょうね。
いくら「スローライフ」が賞賛されていたとしても、現実問題社会はそれを望んでいません。
この中でどう生きるかは、何を選択するか、何を信じるかを問われる事なのでしょうね。
【2009/01/14 17:43】


無題
先日は、楽しいひと時をありがとうございました。
連れ合いを亡くして、10年目になりました。
この世にいないのはわかっている。
だけど、本当にもういないんだ!と痛感するのは、3年経ってからでした。
いつも傍にいてくれてる。とやっと思えるようになってきました。
会うことも声を聞くこともできないことに慣れるまでに、かなりの時間を要しました。
なので、ガルダさんのこの記事が、とてもよくわかります。

これからも、どうぞよろしくお願いします。
【2009/01/14 00:10】| URL | ひろりん #990cdb692c [ 編集 ]
Re:無題
ありがとうございます。
本当に、自分の心の問題なのに、これが一番難解で御しがたいものですよね。
私もこれから精進したいと、少しでも消化する事を第一に考えていきたいと思います。

こちらこそ、よろしくお願いします。
【2009/01/14 17:45】


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