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【2017/09/21 10:32 】 |
大阪の夏
tenzin1.jpg

大阪の夏と言えば有名なのは「天神祭」ですよね。
今年は雨にたたられる事が多い夏祭りですが、天神さんだけは雨だったという話はあまり聞いた事が無いですね。
さて、今年はどうなんでしょう。




tenzin4.jpg菅原道真の怒りを抑えるために神とした天満宮。
言いがかりで左遷され亡くなり、その後すぐに京都御所に落雷があり、道真の祟りと恐れた朝廷が天満宮で道真の霊を弔ったとされる神社ですが、その天神様のお祭りが「天神祭」
いわば悪霊を封じ込めるつもりで始めたんだろうけど、大阪人はそんな事はどうでもいい、とにかくお祭り好きな国民性ですので、商売繁盛に結び付け大阪の大店がこぞって奉納金の額を吊り上げ、一大プロジェクトとして大阪中を巻き込んでの大騒ぎとなったとしか思えない祭りです(笑)

tenzin2.jpgお金持ちの大店が中心となり、金襴仕立ての渡御列乗船を造り川を埋めるがごとく横行し、笛太鼓の「どんどこ船」や神をお迎えする「お迎え船」なども加わりそれはそれは江戸期からますます賑やかになったお祭りです。

(写真は「大阪くらしの今昔館」所有の当時の船だんじり【天神丸】折りたたみ式の屋形が大阪らしい)



船の数は減りましたが、今も大阪天神祭ではこの騒ぎは続いております(笑)

tenzin3.jpg江戸時代、お迎え船にはお迎え人形なるものが乗船しており、体長2mと言う巨大な人形を乗せておりました。大川下流にあるお旅所周辺の町々が、船渡御を奉迎するために御迎船を仕立て、その船の上に豪華絢爛なこの人形を飾ったのでした。
人形の題材は大阪町人に人気があった文楽や歌舞伎から取り入れ最盛期には50体以上もあったようです。


(ピンボケですが(汗)写真は「雀躍」と言う人形)

今現在残っているのは18体だけ。そのうちの14体は指定文化財になっており滅多にはお目にかかれません。
毎年「天神祭」にはこのうち数体ずつしか展示されておらず、全部を見た方はそんなにいらっしゃらないかもしれません。
しかし今年はスタンプラリーと称し、その14体全部を場所を変えてみる事が出来ます。
全て見る事が出来るのはこの25日まで。

詳しくはこちら→クリック

そこで今日、頑張って4か所回ってきました(苦笑)
いや~、凄いお人形です。迫力ありますよ。衣装はもう凄く上等で歌舞伎の衣装のごとく細部にまで細かく造られており、今では到底同じものは出来ないのではないかと思う程の豪華です。
それにしてもまる焼けになってしまった大阪で、よくぞ残っていたなと感心しました。

大阪歴史博物館でなら、4体だけ8月31日まで見る事が出来ます。
ここでのお勧めは「関羽」ですね~。如何にも「関羽!」って姿で立っています(笑)

人形の説明は続きでどうぞ。

大阪くらしの今昔館 期間:6/27~7/26 
「八幡太郎義家」
 源義家の事です。武士の祖として扱われた源頼朝の祖先になる為に後世にいろいろ逸話が出来た人物ですね(苦笑)活躍したのはその活動時期は摂関時代から院政時代に移り変わる頃。と、書いてもよほどでないと歴史的事件が思い出せないかもしれませんね(汗)平安後期の武将です。しかし「奥州安達原」(クリック)と言う歌舞伎での敵役として登場します。人気があったんでしょうね。

「胡蝶舞」
 これが雅楽からの題材です。「胡蝶楽」と言われるものですね。今では子供が舞う舞ですが、この人形は、大人っぽい。

「坂田公時」
 簡単にいえば「金太郎」(笑)。しかし実在の人物だと言われている人で元々は鍛冶屋だったのを源頼光に認められ武士となり、頼光と共に数々の妖怪退治をいたします(この時点でウソ臭いですが・・・)有名な話は酒天童子退治ですね。

「羽柴秀吉」
 言わずと知れた豊臣秀吉の事です。もちろん題材は「太閤記」 しかし徳川時代でしたので「豊臣」と言う苗字は使えず「木下藤吉郎」として名を連ねております。

「木津勘助」
 本名は中村勘助と言って、土木建築に長けた武士。大阪の木津川の河川整備をしたことでこの異名を持っております。秀吉や徳川大阪城初代城主・徳川忠明に重宝された人物ですが、侠客として落語「木津の勘助」に登場します。

帝国ホテル 期間:7/10~7/29
「三番叟」
 狂言です。しかしこの踊りだけが歌舞伎で使われていたようで、猿回しの猿がかぶるボーダーに日の丸の烏帽子、あれの元となった踊りですね。

OAP(大坂アメニティパーク) 期間:7/13~7/29
「猩々」
 中国の妖怪ですね。タヌキと言う話もありますが、この人形は赤い髪をしたイケメン(苦笑)題材は能の「猩猩」

花外楼(北浜) 期間:7/13~7/25
「安部保名」
 安部清明のお父さんですね。歌舞伎や文楽「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」からの出展(笑)清明のお母さんで保名の妻は葛の葉と呼ばれる狐(笑)

大阪歴史博物館 期間:7/15~8/31
「関羽」
 レッドクリフです(笑)三国志時代の蜀の武人。関帝陵の神様として商売繁盛の神様にされています。歌舞伎の演目に「関羽」と言うのがあり、出展はここから。

「鬼若丸」
 弁慶の幼名です。色の黒い弁慶のイメージは全くない色白な少年人形です(笑)演目は「鬼一法眼三略之巻」元々は文楽の題材でしたが、歌舞伎で大人気になりました。

「与勘平」
 題材は保名と同じ「蘆屋道満大内鑑」。彼は保名の家来でして、お笑い担当(笑)獣に自分そっくりに化けられて大騒ぎします(笑)奴さんと言えばこの与勘平の姿を思い浮かべる事が出来るほど(笑)

「羽柴秀吉」(7/29からの展示)

大阪天満宮 期間:7/23~7/25
「鎮西八郎」
 源為朝の事。九州で大暴れしたというのでこの苗字がついたとか(苦笑)「保元の乱」で活躍した人ですが沖縄で琉球王朝の始祖となったと言う伝承が今でも信じられておりますが定かではありません。
歴史上では伊豆大島に流されたのですが、そこでも大暴れしたので追討を受け自害したとされています。題目は「椿説弓張月」。作者は滝沢馬琴・挿絵が葛飾北斎と言う豪華本(笑)いわゆる小説?為朝が沖縄に流れた壮大な話に仕上がっています。

「素戔嗚尊」
 スサノウですね。アマテラスの弟。八岐大蛇を退治した神様ですね。文楽からの題材で近松門左衛門が書いた「日本振袖始」と言う作品です。

「佐々木高綱」
 平家物語で有名ですね。京都宇治川の合戦では義経の陣に入り、宇治川を馬で渡り、敵地に乗り込む先陣争いを梶原景季と争った事で有名です。
が!、この人形よ~く見たら着物の柄に「六連銭」が堂々と染めつけられています。実はこれ、真田幸村なんですよ(笑)秀吉同様、徳川に遠慮して高綱と言う隠れ蓑を着せて、実は幸村を作ったんですって(笑)
 
 
 
 
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【2009/07/19 20:37 】 | 大阪コラム | 有り難いご意見(1) | トラックバック(0)
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有り難いご意見
おお!
いよいよですね~。くらしの今昔館も歴史博物館も大好きな私には、うれしいですね~。そういえば・・・、というか、その名のとおり、天満宮は菅原道真でしたね。いや~、ほんとこのお祭りだけは、ぜひ一度は、と思いつつまだ一度も行ったと申しますか、見た事がありません・・・。日程を間違えて、夏休みをちょっと早い時期にとって、しまった、と思った苦い?思い出があります・・・。今度の週末ですか・・・。来年こそは、と思うんですけど、関西ファンにはたまらないですね~。でも、4箇所ですかぁ。お疲れ様でした。こちらの「涼」をさしあげたいくらい、肌寒いんですけど、やっぱりお祭りは夏ですね~。
【2009/07/20 01:39】| URL | MU!! #529674a9be [ 編集 ]
Re:おお!
今年の温度はまだましですよ。
去年は体温と同じ温度が連日でありましたからね。
今日などは30度を下回るようです。

天神さんになんの準備もなくお越しいただくと、人ゴミにさらわれ、暑さでバテマス(苦笑)覚悟の上で、疲れぬ工夫をしての観覧をお勧めします(笑)
【2009/07/20 08:51】


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