× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
「県民ショー」で「もみあげ」を「チャリ毛」と言うと言うのがあって、思わず「知らんかったわぁ」と言ってしまいました。
大阪弁と通用しているものでもやはり場所によっては話していない気もしますね。 ここで紹介されている大阪は時折知らない事があったりしますね。 もしかして、私が大阪人ではないのかも(汗) 以前本屋で「もうかりまっか ぼちぼちでんな なんて何処で話しているんだ?」と大阪本の帯に書かれている文字がありました。 これについては以前に書いた気もしますが・・・、言いませんね、そんな会話聞いた事がありません。 これも書いた事ですが、「茶しばく」と言う言葉も聞いた事が無い。 これについては「大阪呑気大辞典」で【茶を飲んでしゃべる】と説明がありましたが、まぁ、この本は「辞典」と言っているけど「辞典」としての機能は期待しないでくれと最初に明記されている本です(笑) 「大阪ことば辞典」には載っていません。 「あほ」と言う言葉も変換活用があると「たかじんさん」が申しておりました(笑) 『参考までに・・・。 たかじんと言う人をご存じないかもしれません。大阪では有名すぎる人なんですけどね(笑)この人の政治関係の番組では「東京では絶対に放送しない」と言うコンセプトで作られた番組ですので、そりゃもうビックリするほどの言いたい放題(苦笑)さすがにまずいと思われる個人名は「ピー」が入りますがスタジオではノーカット(苦笑)番組を観覧に行けば丸わかり(笑) 本来は歌手ですが、今じゃ大阪では1-2を争う司会者です。 橋本大阪府知事を府知事に出馬決心させたのも実は彼だと言うのが公然の秘密。』 五段活用がなんだったか忘れましたが(苦笑)発音の強さ弱さで意味が変わり、使い方に「あほ」「あほか」「あほな」「あほんだら」などがあります(笑) 語尾の弱い「あほ」はちょっと色っぽく使い(笑)言葉の中に「嬉しさ」が含まれます。 語尾の強い「あほ」は相手がとんでもない失敗をした時に「えらい事しよった!」の言葉が続く事が多く、 「あほか」と言う言葉には「呆れ」が含まれ 「あほな」は本人が凹んだ時に使います。 最後の「あほんだら」は主に威嚇(苦笑) 大阪人は「あほ」だけで話が出来ると言っていたような気がします(笑) 大阪文化も日々進化しており、言葉もそうで、今では使われなくなった言葉も多く、また新たに作られていくことも多いようです。 「チャリを転がして来」と京都の子が聞いた時、何を言われているのかさっぱりわからなかったようで、「チャリ」が自転車である事に気づいたとこまでは良いのですが、自転車をどう転がすのかで悩んだそうです(爆) 「自転車をこいで来いと言ってるんや」と言いかえられ初めて理解したと言った話を聞きましたよ。 この「チャリ」も新語ですね。 上記の「チャリ毛」とは別物。しかし江戸時代から使われていた言葉らしく、結構歴史のある言葉だったんですね→「チャリ毛」 |
![]() |
大阪も昨日、とうとう30度越えとなりまして、季節外れの夏もどきバテを起こしております(汗) |
![]() |
以前、「日帰りコラム」を持っていたころに書いたのですが、管理も面倒になりやめてしまったのでその文章もNET上でご紹介できなくなりました。
ので、あらためて・・・・(苦笑) 大阪天王寺の一心寺さんと言えば、「骨仏さんのあるお寺」として有名です。 そこには仏教の基本姿勢である「全ての人に広く浄土の門をあける」と言う姿勢をここでもなされています。 四天王寺は唯一無二の「和宗」なので宗派に関係なく墓地を提供しておりますが、一心寺さんは一応浄土宗ですが、希望があればどなたでも納骨ができます。 そして、墓地の管理が難しい、あるいは金銭的に無理という方にはありがたい方法で故人を供養できます。 観音様そのものが故人であるのです。ですので、ここに納めたお骨は家が途絶えても多くの人に供養されるわけです。 写真は骨仏さんが納まっている納骨堂。 そしてもう一つ有名なのはお墓ですかね~。 以前のブログでも書いたと思いますが、(→クリック)この他にもいろいろいらっしゃる。ので、もし行かれたら受付などで「一心寺墓碑銘々伝」と言うパンフレットを貰えば解ります。 この一心寺、上の写真でもお分かりかと思うのですが実に斬新な仁王門でも有名(笑) これを造ったのが前住職。今の長老です。 住職としては変わった経歴の持ち主でして、工学博士で建築家と言うもう一つの顔を持ってらっしゃっていて、日本建築家協会関西建築家大賞や大阪市文化功労賞等を授与されている方です。 行事の無い時はこのように市民の憩いの場所にもなっております。 1186年の事、ここに浄土宗宗祖・法然上人が『源空庵』と言う草庵を建て、【日想観】を修めた事に始まります。 【日想観】とはなんぞやと言いますと、 簡単に言いますとね、西方浄土の事です。 つまり、落日の方角に極楽浄土があるのだよと言う考えですね。 大阪はこれがメインです(笑)ですので以前にも書いたように、四天王寺の仁王門より西門が玄関だと思われるのはこの教えから来ております。 西門鳥居に沈みゆく夕陽を見て、「あの向こうに極楽浄土があるのだ」とみんな夕日に向かって拝んでいたんですね。 その昔、海がすぐそばにあったんですよ。ですので沈む夕日は海の彼方に消えて行ったんですよ。 大都市で西に海がある場所はなかなかありませんので、余計に夕日が神格化したのでしょうね。 まぁ、その海の向こうに極楽浄土と言う考えが高じて酷い事になった歴史もありますが・・・。(補陀落渡海:これは西ではなく南に向かって僧が生きたまま箱に納められそのまま流されると言うとんでもないお話です) 方角によって守護する仏様が違うのだそうです。 東(瑠璃浄土) 薬師如来 西(西方浄土) 阿弥陀如来 南(補陀洛浄土) 観世音菩薩(いわゆる観音様) 北(北方浄土) 釈迦如来 それで浄土宗は阿弥陀如来なんですね、初めて知りました~。 話は一心寺に戻して・・・。 千体佛堂というのが一心寺にあるのですが、その無料休憩所で面白いものを見つけました。
|
![]() |
ワンコイン(500円)でフリーパスのバッチを購入し、この周辺の建物を貸し切り、人形劇や子供向けのお芝居が公演され、子供が遊べる出店も出店し、今年で13年目。 一心寺が中心に行っている行事のようで年中行事の一つになってました(笑) 一心寺HP→クリック 毎年ここへ訪れる子供が増えている感じがします。 少子化が訴えられていますが、このあたりではどうなんでしょうね。もっとも昔から義務教育の間だけ、上町台地に住む親子が多い現象があります。 今も変わっていないのかもしれませんね。その証拠に私の住む街も子供たちが多いです。 私学に入れるより安い公立の小中学校に行かせたいのはどこも同じ。しかし、安全で環境の良い小中学校は限られています。 ですので、集中するのでしょうね。 子供たちのお祭りですが、最近では年齢関係なく見に来られる方が多くなっているようです。 500円で開催されている全ての芝居も見れますしね~。 この日はもう一つイベントがありまして、一心寺と言うのはHPでご覧に頂ければ解りますが、傍に茶臼山と安居天神があります。 大阪でこのあたりの大きな歴史的事実と言えば、大坂夏の陣。 冬の陣では徳川の陣があった茶臼山、そして夏の陣では茶臼山に陣を置いたのは真田幸村でした。 彼の活躍は大阪では『難波戦記』と言う講談で人気を得、その後「真田十勇士」と言う架空の人物まで生みだし、今も人気を持続させています。 その激戦地であったのがちょうどこのあたり。 幸村は徳川家康にあと一歩と言うところまで近づき、安居天神で休んでいるところを討たれて絶命しました。 そこへ登場するのが一心寺の和尚様(笑)両方に諌めこの場を収めさせ大団円を迎えさせるというお芝居が行われました。和尚さまは本物ですよ(笑)なかなかの演技達者。 しかし、幸村役の方、奥様なのか必死でビデオを片手に撮影をされているのは良いのですが、思いっきり見ている方には邪魔な存在でしたわ(苦笑)毎年やっているのですから、少し周囲に気を配った方がよろしくてよ。 この周辺のコラムはまた後ほど。 |
![]() |
忍者ブログ [PR] |