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【2025/07/29 16:24 】 |
にっぽんの心の仏像100選

宗派を問わず、誰しもが一度は耳にするお経、『般若心経』。
『大般若経』と言う600巻もあるお経が存在しております。あの「西遊記」で有名な玄奘三蔵が持ち帰ったお経としても有名ですが、これを短くしたのを『般若心経』と言うお経であると言うのは周知の事実です。しかし何が書かれてあるかと言う事になると、なかなか難解で手ごわい経典です。

様々な人が様々な解釈で様々な本を出されています。
どの本を読んでも漠然と伝わるけど、「何か違う」と感じてしまうのは、『般若心経』と言うお経が人によって、個々の感性で感じ取っているからなのだろうかと思われます。

そもそも「般若」って何?

こっからですよね(苦笑)
パーリ語(原始仏典で主に使われていた文字)で「バンニャー」と呼ばれているもので、発音のまま漢字に訳された文字です。
意味として「知恵」をさすのですが仏教では「智慧」と書き、「知識」ではなくもっと感覚的なもので、昨日の記事ではありませんが、「生きるための智慧」の事を指し、「己の我心を削って本来の自己を見い出すのが仏教で呼ぶ智慧です」と
黄檗禅のHPでは紹介されています。

簡単に言えば仏教典と言うのは生きるための哲学が書かれたものであると理解しています。
以前に書いたかと思うのですが「西洋の哲学は自我を教え、日本の哲学は無我を教える」のだそうです。
きくばりの心とは、この教えから来ているのだろうと思われます。
相手の事を第一に考えて行動すれば、人は互いに相手の事を想い、いつしか穏やかな「和」が生じると言う事、でしょうか。

大学の頃、この「智慧」のことについて何度も教授頂いたのですが、若かった私ではまるで実感が涌かず、正直言って理解が出来ていませんでした。
ただただ、「観音経」の白文を読み解くことばかりに気が行って(苦笑)

「智慧」は経験に基づいてついていくものだと分かったのは中年になってからなのですから、どうしようもないですね(苦笑)

仏教には「大乗仏教」と「上座部仏教(小乗仏教とも言われた)」の二つの大きな派があります。
簡単に言えば(私的な解釈ですが)「上座部仏教」と言うのは厳しい戒律により自己を高める信仰方法。
例えば比叡山の千日回峰行とか滝行とか、或いは鑑真和上が持ってきた戒律なんかもそれに入りますか・・・・。
「大乗仏教」はそのような厳しい修行をせずとも信仰していればいいという方法で、日本に広く広がったのはこの「大乗仏教」でした。

地蔵信仰などが如実にあらわしていますよね?
地獄に落ちたものでも、改心すれば救ってあげようとする信仰です。
あまねく衆生を救うと言う理由で、千手観音信仰もそれにあたりますね。
後は分かりやすく説明すると親鸞の「題目(南無阿弥陀仏)を唱えていれば皆、浄土に行けます」と言う教えなどがその特徴を現しているかもしれません。

そこでやっと本題です(汗)
NHKハイビジョンで「にっぽんの心の仏像100選」というのが日曜日に「前編」分だけ放送されました。
これを見て思っていたのですが、「大乗仏教」そのものだなと。
そして、これは『般若心経』の解釈に似ていると・・・。

仏陀は偶像崇拝を禁止し、思想を伝えよとしていましたが、それは学があるものだからこそ理解できることで、難しいことなど分からないという人にとって「仏像」というのはわかりやすい信仰方法です。
しかし、禁止したのですが仏陀はこうも言っておりました。
「重要でない戒律はサンガの同意によって変更してよい」と。

分かりやすい形で目の前に威風堂々と立つ仏像はそれだけで自己を見つめ返すことが出来る空間です。
「仏様は愚鈍な私でもこうして手を差し伸べて救おうとしてくださる」
そんな風な思いを抱かずには居られない空間です。
また、そういう風に思えるよう、様々な姿で日本には存在しています。
心に痛みのある人は、「仏様の前に立つと見透かされているようで、私は己の心を見つめなおし、何度も反省したり、時には差し伸べられる手にすがって泣いてしまう」と言われます。
こういった心の開放がすなわち、仏教の教えそのものだと思うのです。

仏典では難しすぎる教えですが、仏像は前に立っただけで即座にそれを伝えるのですから、それだからこそ、日本の各所で大事にされてきたのだろうなと思えるのです。

今夜、その後編が放送されます。
見ることが可能な環境におられる方々、見てみては如何でしょうか?


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【2008/02/04 17:05 】 | 戯れ言 | 有り難いご意見(4) | トラックバック()
東京の雪

大混乱ですね~。
しかし、私が認識する「東京」と言う地域は「雪が積もる都会」と言う認識だったんです。
今はそうじゃないのですね。
あの地域は雪が降ると積もるからと言う認識は、温暖化のせいか、今では常識ではないようですね。

主人も若い頃はずっと東京に居たのですが、同じようなことを言ってました。

見栄えの良い綺麗な街づくりにばかり神経を注いでいると、こんな事になるのだろうかとも思いました。
街づくりと言うのは地域の風土にあった作り方をするものだと言うのは、最近では二の次なのでしょうか?

【2008/02/04 08:48 】 | 戯れ言 | 有り難いご意見(27) | トラックバック()
修理中のパソ
マザーボードの交換なのだそうです。
延長保障期間なので料金は変わらないのですが、画質を決める何とかと言う部品も交換だそうで、それがね2005年に買ったパソなんですが、もうその部品は古くて作っていないのだそうで、ヴァージョンアップ方の部品に取り替えるんですって。
パソの世界は急進歩しすぎてもったいない気がしますね~。
3年立てばもう役立たずなのでしょうか。
知識があれば自分で安く出来るのでしょうけどね、そんな能力も無くお任せなのです。

それにしても・・・・。
1から設定のしなおしとなりそうです。
ほ~、忘れちゃっている設定方法(汗)
確認勉強をしなきゃあ。
修理完了は来月になりそうです。
【2008/01/28 23:00 】 | 戯れ言 | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
プチプチオフ会と演劇
夕刻からのオフ会に出席できないと連絡を入れたら、お昼に少し会いませんかと言うありがたいお誘いを受けて、喜び勇んで快諾(笑)
久々にブロガリの方にお会いした。
ポツンポツンと間を空けてお会いしているのに、気軽に話せるのは皆様の懐の大きさだろうと感謝の心を持ちながら、楽しいひと時を貰った。
くらぎょさんへこみさん、けいさん、ありがとうございました。
3人と別れ、オフ会に行けなくなった理由でもある次のイベントへ。

waha.JPG三番目の娘が大学で貰ってきたチケット。
大阪府立東住吉高校芸能文化科 15周年記念公演
先生が何枚か買ったそうなのだが、行く事が出来なくなったと言うので貰ってきたそうだ。
これを貰うまで、実はこんな学科の在る高校があったとは知らなかった。
まぁ、まだ15年だし、新しい学科なのだと思う。
しかしながら、その中からプロへと移行していった人も何人かいて、1期生からのOBによる公演だと言うことだ。
素人演芸会のようなものだが、落語はプロに転向した方がやっていたのでかなり見ごたえがあった。
桂米朝の弟子だそうだが、しぐさを見ていると、亡き桂枝雀を思い出させる大げさな振り。
初心者の耳をぐいぐい引っ張るのはさすがだったと思った。

その後夕食へ・・・、がここで私は最大のミスをした(汗)
実はその前の晩、うっかりTVで「The Eae」と言う香港ホラーの三部作を見てしまった(汗)
おかげで寝不足であったにもかかわらず、そのことをうっかり忘れていて焼肉屋でアルコールを飲み悪酔い(汗)
気持ちわるいったらありゃしない(汗)
ふらふらで帰宅してしまった。
化粧も取らずにダウン・・・・。
寝不足のアルコールはお控えください(苦笑)
【2008/01/27 13:29 】 | 戯れ言 | 有り難いご意見(3) | トラックバック()
昨日も葬式でした
父の兄で、父の兄弟姉妹のうちで最後の一人でした。
1年ほど前に事故にあい、ずっと闘病生活を余儀なくされていた人で、訃報は一昨日受けました。
雨の降る中義姉と共に奈良県の川西町まで行ってきました。
記憶の町は様変わりしており、親戚も「迷ってしまった」という人が続出。
古い付き合いの消えた田舎町は今ではベッドタウンと化し、ここで老いて行ったおじさんやおばさんにとっては、知らない町になって行っていたかも知れませんね。

訪れた家は私の記憶の中の家ではなくなっていました。
数十年という歳月は、否が応でも環境を変えていきます。

一回りも二回りも小さくなってしまったおばさんが涙を見せる姿は胸にこたえます。

己が年を取って行っていることを忘れがちなので、こうした事柄が時の流れを私に突きつけます。

子どもの頃、一番身近だった田舎は、既に遠い場所になっていたのだと思わされました。

そりゃそうですよね。
子どもたちが次世代を担う年齢になっているのですから(苦笑)

しっかりしなきゃ。
なんとなく、そんな風に思ってしまいましたよ。
【2008/01/24 15:22 】 | 戯れ言 | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
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